どうも部屋が散らかりに散らかりきって困ります。
というのも私は物が捨てられないんですね。その性格はゲームにも東方にもそのまま現れてしまっている気がします。
いらない物は捨てていかないとそのスペースは死んでいるのと同等なので、非常に勿体ない事をしていると何処かで聞いた事があります。確かに、家賃の大半は使わない物を置く為に払っているし、物じゃなくてゲームでも考え方でも使わない物はきっぱり捨てて常に新しくした方が良いんですよね。
その戒めと言う訳ではないですが、そんな自分に持ち続ける事の辛さを体験して考え方を改めようとこんなビールを飲んでみました。

*店内が暗かったので判りにくくて済みません。
このビール。専用グラスを見てください。なんと足がありません。底は丸まっていて何処にもおく事が出来ず、飲み干すまで持ち続けないといけないのです。
しかもこのビール。ロイテですが、微妙に酸っぱくて一気に飲めるような代物じゃありません。
困ったもんだ
ずっと手に持っていると、大切なビールでも腕が疲れてしまいます。食べ物も食べにくくて仕方がありません。このビールでようやく物を捨てる事の大切さを学びましたとさ。
結局、お助け台を出して貰っちゃったけどね
さて本題。東方風神録の修正パッチを近日中に出したいと思います。
それでまとまって良い感じになれば次回作の開発の方へ移りたいなぁと思いつつ……。
さて真の本題。
11月3日に一橋大学で講演を行う事になりました。
幻想伝承 ~創作の継承と終着~
講演は久しぶりな気がしますが、今回のテーマは「シリーズ」として物を作ることです。
ゲームの世界にシリーズ物が氾濫し、しきりにオリジナル性が叫ばれる中、どうしてもシリーズ物というだけで開発者もユーザーも商業的な意味合いで見てしまいます。
だからこそ、そこに大切な物が埋まっていないのかと考え直したいのです(ひねくれてるからね)。繰り返し同じような物を作っていく過程で初めて見えてくる物もあるのではないかと。そんな内容の講演になったらいいなと思います。
ちょっとまって? 東方はシリーズじゃないって言ってなかった?って方がいたら凄いですが、今でもシリーズという言い方はしていません。
ま、それは商業的な意味合いが強く成り過ぎたシリーズという言い方とは自分は違いたい、と思っていただけです。同じ様なことをし続けて見えてくる物を探ることと、売れる事は別問題ですから。
物を捨てられない性格……
特に東方はゲーム以外の作品も多数出ています。これはただのコミカライズやノベライズではなく、ゲームと同等の一作品のつもりですので、これらも含めると東方って無駄に作品が多いんですね(と再確認してしまった)
*この講演に関しての質問は主催の一橋幻想研究会様の方へお願いいたします。
で、もう一つ。
一迅社の雑誌で連載している東方儚月抄の公式ページがじわじわと充実しております。
http://www.ichijinsha.co.jp/special/toho/
それぞれの作家さんのイラストとか見る事が出来ます。
いずれ、私の方からも何かコメントを出さざるを得ない(ぉ 状態になりそうですので、その時はまたよろしくお願いします。